治療を進めていく上で方針を決める大事なプロセスです。

 

お尋ねする内容は多岐に渡ります。

  • 原因
  • いつから痛い
  • シビレる
  • 力が入らない
  • 腫れている
  • なんだか関節が動かし辛い
  • 過去に事故に遭った
  • 過去にも同じ症状になったことがある
  • 最近トイレしようとしても何となく出が悪い
  • 体に金属が入っている
  • 心臓血管系で内科を受診している
  • ペースメーカーを入れている
  • 投薬治療を受けている
  • 妊娠の可能性がある
  • 医師から運動を避けるように指示を受けている

 

こちらは一例ですが、治療に関係あるの?と思われる内容もあるかもしれません。


しかし、とても大事なことです。

 

尚、知り得た情報は個人情報保護法に基づき守秘義務を守ります。

  • 立ち姿勢
  • 座り姿勢
  • 左右差
  • 皮膚の色

見るだけでも体は色んなサインを出しています。

 

部位によって、肌を露出させなければならない場合があります。


(例)

上腕二頭筋長頭腱断裂の鑑別、大腿二頭筋の肉離れの有無、背部の痛みシビレ感における帯状疱疹の有無など。


皮膚が赤くなっている場合、炎症による発赤が起きています。


場合によっては体温を計ることもあります。


捻ったりぶつけたりした覚えがないのに、発赤や発熱が見られれば感染症の疑いがあります。


体温も重要な指標です。


打撲したり捻った箇所が腫れたり皮膚の色がいつもと違うと、内出血が起きています。

 

本当に皮膚を露出させて視診するか、最初に行う問診と次の触診、整形外科的検査法、動診を踏まえた上で必要か否か判断します。

 

全ての方に必ず行う訳ではありません。

背骨や関節、筋肉の状態を直接触れ、体の状態を調べていきます。


また皮膚が冷えているのか、温かいのか調べる時もあります。


炎症を起こすと、その部位で発熱することがあるからです。


炎症を起こす原因として捻挫や内科疾患、感染症が挙げられます。


もしも転んだりぶつけたりした覚えがないのに発熱がある場合、体温を計り、必要であれば専門医への受診を促す場合もあります。


(例)

捻挫、関節炎、蜂窩織炎、蓄膿症、抜歯後、風邪などのウイルス感染。

実際に体の動かし方、現在の状態を確認します。

 

主に治療前・治療後の確認目的で行います。


  • 歩き方
  • 立ち座りに移る動作
  • 靴下を履く動作
  • スクワット(その人の運動レベルにより行う場合があります)
  • スポーツ時の動作、フォーム確認
  • 関節の可動域確認

テスト法とも呼びます。


レントゲンを使うことが出来ない私たち治療家が、痛みの原因を正確に知る為に用いる非常に有効な手段です。

問診などで得た情報を元に、より体を詳細に調べていきます。

筋肉、関節、軟部組織に働きかけて体をゆるめていきます。


治療時間の主な時間がここに当てられます。

カイロプラクティック治療の根幹となるものであり、最も治療で大事な箇所です。

ただし、勢い良く骨を鳴らす事だけが矯正ではありません。

矯正を上手く行えていても鳴らないことがありますので心配は必要ありません。

 

背骨のズレが無くなると筋肉の緊張がほぐれたり、関節の可動域がその場で改善します。


また瞬間的に動かされることが怖い方には、非常にソフトな操体法という治療を行います。

 

よろしければ予約の際、予めご相談ください。

運動と聞いて面倒に思う方がいらっしゃるかもしれませんが、辛い筋トレをするといった事は行いません。


矯正によって硬さが取れた体に、正しい筋肉の使い方、疲れにくい体の動かし方を覚えさせます。


人によって、心地良いと感じることもあります。

治療前の動きと治療後を一緒に確認します。


動診の際に感じていた動き辛さ、または関節の可動域を見ます。

料金についてはこちら。

初診では体の状態をきちんと把握する為に、どうしても①~⑤に時間をかけてしまいます。 

しかし、そうする事で重篤な疾患を発見するきっかけにもなります。
(悪性腫瘍、子宮筋腫、尿路結石など)

あなたの体があげている小さな声を聞くために、どうかご理解頂きますようお願いいたします。